自己紹介


 

・安藤雅美

・臨床心理士

・二児の母(20歳と18歳)

 

 

 

 

                      

 

 

 


はじめまして。

母としての私の道のりを少しだけ紹介させてください。

 

子どもたちが大好きだったこともあり、子育てはきっとうまくやれるはず! と思っていました。ところが、現実は全く違っていて、子育ては困難の連続。

イライラガミガミの毎日(臨床心理士であっても自分のことはわからないものです…)で、子どもを叱りつけては自己嫌悪に陥る、の繰り返し。それは私の中に「〜しなければならない」といった考えがたくさんあったから。”本当はこんな風に子育てしたいのに、でもそれじゃあダメなんだ。〜しなければ、〜させなければ、〜できなければ、きっと子どもは困るに違いない。それをさせることができない私はいい母親ではないに違いない・・・” そんな思いに振り回されて口やかましくならざるを得ず、自分で自分を苦しめながらの子育てでした。

 

そんな私の救いだったのは、当時カウンセリングを受けていた心理士さんの存在でした。

(臨床心理士は自己研鑽の機会として自身がカウンセリングを受けることを奨励されています)

誰にも話すことができなかった想いをじっくり聞いていただくことで心に少しずつ余裕が出来てきました。そして”〜しなければならない”という考えから離れていくに従って、私自身が自分への信頼を取り戻していくことができました。すると、自分自身を大切にするためにも、親子で心地よく日常を過ごすために、子どもとどんな風に過ごしていけばいいのかを考えることができるようになり、それまでとは違った関わりを子どもにすることができるようになりました。カウンセリングを通して私が私らしさを取り戻したことが、子どもとの関係を見直すことの後押しになったのです。そしてじわりじわりと私と子どもの関係は変化していきました。

 

子育ては多かれ少なかれストレスを感じるものです。

そして、私が子育てをしたアナログ時代と現代の子育ての大きな違いは、お母さんが手にする情報量の多さです。

実際私は、職業柄、子どもの育ちに関する情報を他のお母さんたちよりも多く持っていました。

発達はゆっくりではない? 友だちとの関わりはどう? 切り替えが悪い? 落ち着きがない?その情報に振り回されて、”〜ねばならい” がますます増えていき、より子育てを不安に感じたことを覚えています。

 

子育てに不安を感じるお母さんたちとたくさんお会いしてきました。

多くのお母さんたちに共通することは、育児書やネットなどの情報と自分の子どもの成長の違いから生まれる悩みです。そしてそれは、お母さん自身が考え抜いて決めた子どもとの向き合い方を不安にさせたりもします。そんなお母さんたちの力になりたいと心から思っています。

 

子どもの成長に、不安も心配も必要ないのです。

ましてや、情報と比べる必要もない。

目の前の子どもをしっかりと見て、困っている時には手を差し伸べ、挑戦している時には黙って見守り、大切に思っていることを伝えるだけ。ただ子どもの育つ力を信じるだけ。

そしてその方法は、実は自分の中にちゃんとあるのです。「こうしなければならない」という劣等感や罪悪感からの思い込みを手放した時、自分の中から湧いてくるのです。

 

子どもと過ごす時間はそう長くはありません。

だからこそ、今悩んでいるお母さんたちに1日でも早く、気楽に子育てを楽しんでもらいたい。

親子の笑顔が1日でも早く生まれるように、全力でサポートすることをお約束します。

 


<主な職歴>

中京大学大学院文学研究科心理学専攻修了後、内科、小児科、児童精神科、市町村の保健センター、保育園巡回訪問相談、放課後児童クラブ巡回訪問相談などで、発達障害に関する相談や子育て相談、児童・思春期の心理相談を行う。

 

<資格及びトレーニング歴等>

日本臨床心理士資格協会認定 臨床心理士

TFT思考場療法 アルゴリズムレベル終了

brainsppoting phase2終了

NLPマスタープラクティショナー

ビルディング・ブロック・アクティビティ(BBA)受講

ボディ・コネクト・セラピー(BCT)受講

 

現在は、身体志向心理療法のソマティック・エクスペリエンスのプラクティショナー資格取得に向け、

トレーニングを継続中